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関西宇部弾圧事件、署名活動はじまる(11.7.6)



今年5月におきた関西宇部権力弾圧事件で、早期保釈と無罪判決を求める大阪地裁宛て署名活動が始まりました。

●1年前の抗議行動を理由に13人を逮捕、全員起訴、いまだに拘留

 この事件は、今年5月11日、当組合関西地区生コン支部(関生支部)の役員・組合員13人がいきなり逮捕されたものです。1年前にとりくんだ関西宇部という生コン会社への抗議行動が「威力業務妨害」だとされ、同月27日、全員が起訴されました。起訴されたにもかかわらず、被告とされた13人は現在も大阪拘置所に拘留されています。
 このこと自体、この権力弾圧事件が労働組合の活動に不当に介入、規制することを目的にしていることを物語っていると思います。(*7月22日夜、全員保釈。こちら
 なお、関西宇部(大阪、兵庫に5つの工場をもつ大手生コン業者。化学メーカー宇部興産の子会社)は、労使協定の履行を拒否して2年前にも権力弾圧事件をひきおこしており、この第1次事件のときも、裁判所は「関西宇部の姿勢に問題がある」「関生支部の行動は目的において不当とはいえない」との判断を示していました。
 今回はいわば第2次弾圧となりますが、その背景事情と本質は以下のようなものです。

●生コン販売価格適正化を実現した10年7〜11月の長期スト

 この事件は、大阪兵庫地域の生コン価格適正化を求める政策活動のなかでおきました。
 1年前の2010年5月、関生支部は、大阪広域生コン協同組合の執行部に対し、かつては協組に加入していなかったアウトサイダー業者が、協組に加入したのちも協組のルールを無視して安売り乱売を続けているのを止めさせるよう求めていました。とくに、協組の副理事長会社である関西宇部は、この業者の加入後の行動について指導責任を負う立場にあったのに、協組運営の根幹に関わる値引き販売を続けるこの業者に対してなんら責任ある役割ををはたさないことから、昨年5月、同社の各工場に抗議申し入れに出かけたものです。
 その後、大阪兵庫の生コン業界では歴史的なできごとがおきます。これ以上の安売りが続けば業界がつぶれるとの危機感から、大阪広域協組を含む全関西の生コン関連事業者団体と労働組合の代表2,000人が参加した集会が開かれ、集会決議に基づき、7月から4カ月間にわたるストで生コン販売価格適正化が大きく前進したのです。(14,800円→16,300円)

●ストの成果に対する巻き返し 〜ゼネコンに媚びを売るために仕組まれた刑事事件

 しかし、ただちにゼネコンとセメントメーカーの巻き返しが始まります。10年12月、協組の中枢を占めるメーカーの子会社らは11春闘を前に労働組合との集団交渉窓口にあたる労務団体から脱退するとともに、ゼネコンの顔色をうかがって、再度販売価格の値引き措置を決め、中小企業と労働組合が血みどろになって実現した成果をぶちこわしにしたのです。
 そして、今年3月末、大阪広域生コン協組の理事長に就任した関西宇部の木村社長は、就任あいさつで、「長期ストで失われたゼネコンの信頼回復にあたる」と表明しました。自らが代表を務める中小企業の利益に背を向け、ゼネコンに露骨に媚びを売ったわけです。
 今回の権力弾圧事件は、この木村社長の態度表明からひと月あまりたった時点でひきおこされました。ゼネコンへのサービスとしてセメントメーカーが古証文を持ち出してきて仕組み、それを警察・検察が事件に仕立て上げたといわざるをえません。
 実際、この事件の不当性は
 @1年も前の工場での抗議申し入れ行動を刑事事件としたこと、
 A当時のできごとの当否は会社がおこした仮処分裁判や営業妨害差止裁判で係属中であり、労使双方の主張や証拠も   この民事裁判ですべて出尽くしており、新たな証拠収集などの必要はまったくないのに、
 B任意の事情聴取もなしに役員・組合員13人をいきなり逮捕し、
 C起訴後の現在も「証拠隠めつのおそれがある」として保釈を許可せず、全員を拘留し続けていることなど、
をみれば明らかです。

●13人の早期保釈と無罪判決を求めて

 関生支部と13人の行動は、適正な販売価格維持によって中小企業の経営安定と労働者の雇用安定を求めることを目的にした、産業別労働組合として当然の組合活動です。その態様も同社に対する説得活動の域をでるものではなく、違法性はまったくありません。
 正当な組合活動が政治的な意図で刑事事件に仕立てあげられたことは明白であり、私たちは、13人の早期保釈と無罪判決を求めて、下記の要領で団体署名活動にとりくむことにしました。
 なお、公判日程は、第1回7月20日(水)10:00〜大阪地裁、第2回8月18日(木)、第3回8月25日(木)に入っています。

1.署名の種類  団体署名 
>>>署名用紙

2.集約時期   第1次 8月10日(水)/第2次 8月31日(水) /第3次 9月30日(金)(最終)

3.署名集約先
  ●〒111−0053 東京都台東区浅草橋4−4−1THE FWビル3F  
   全日本建設運輸連帯労働組合 電話03(5820)0868
  ●〒550−0021 大阪市西区川口2−4−28 ユニオン会館
   全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部 電話06(6583)5546


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